2024/11/20 14:19

ピアスとイヤリング、どっちがいいのか迷ってしまうくらい、最近はデザインが豊富で可愛いものも多いですね。

どう違うのか、どう選べばいいのか、自分に似合うのかなど、耳元のおしゃれに興味がある人ほど、悩んでしまうかもしれません。

この記事では、ピアスとイヤリングの違いから、それぞれのメリットとデメリット、どちらに向いているのかを紹介します。

ピアス?イヤリング?と悩んでいる人は、ぜひ選び方の参考にしてください。

ピアスとイヤリングの違い

ピアスには穴を開ける必要があり、イヤリングは必要ない、その違いはわかります。

しかし、その他にもピアスとイヤリングにはさまざまな違いがあるのです。

それぞれの特徴など、どのような違いがあるのか解説していきます。

つけ方の違い

ピアスは耳やつける箇所に穴を開けて、そこに差し込んで着用するアクセサリーです。

穴を開けるには当然痛みが伴い、ピアスホールの完成までは時間がかかります。

一方イヤリングは、留め具で耳たぶを挟んでつける装飾具のため、ピアスのように穴を開ける必要はありません。

試着して似合うかどうか、イメージ通りかなどを確認しやすく気軽に選べます。

見た目の違い

ピアスの場合、耳に通すピアスの軸は細く、後ろ側で固定するキャッチも小さいため、正面からはピアスのデザイン部分だけが見えて、耳元がすっきりしています。

耳以外の場所につけるボディピアスなども含め、余計な金具がないためピアス本体のデザインを純粋に楽しめるでしょう。

イヤリングは留め具を使って耳を挟むため、落ちないようにしっかりした作りになっています。

どうしても留め具部分が見えやすく、目立つのが気になるかもしれません。

つける場所の違い

ピアスは耳たぶ以外にもさまざまな場所につける選択肢があります。

耳の軟骨や鼻、おへそ、唇、眉などいろいろな場所につけられて、それぞれデザインやサイズも選べます。

イヤリングは耳たぶにつけるアクセサリーです。

ピアスと違って耳たぶ以外にはつけることができません。

価格の違い

ピアスとイヤリング、デザインや素材が同じだとすると、イヤリングの方が割高になります。

イヤリングの留め具の方が複雑で使用する金具が多く、手間がかかるため製作費がかかるのが理由です。

ピアスは軸と装飾部、キャッチなど、必要な部品が少なく比較的簡単な構造で、コストがかからない傾向のため価格が抑えられています。

メリット・デメリット

ピアスとイヤリング、両方のメリットとデメリットを知っておきましょう。

特徴を簡単な表にまとめた一覧を参考にしてください。

ピアス

イヤリング

見た目

すっきり

留め具が目立つ

価格(同じデザイン)

低い

高い

ケア

必要

不要

リスク

あり

なし

デザインや種類

豊富

限られる

制限

あり

なし

紛失

しにくい

しやすい

それぞれのメリット、デメリットを詳しく解説していきます。

ピアスのメリット

ピアスは金具が少ない分、見た目がすっきりしていてデザインが際立ちます。

デザイン部分が小さくても、留め具がないため耳に映えるのがピアスです。

ピアスのメリットとしては、以下のようなものがあげられます。

  • 構造が簡単でリーズナブル
  • デザインが豊富で種類が多い
  • 服装やTPOに合わせてつけ替えやすい
  • 耳に通して固定するため紛失しにくい

「ピアスホールに通す」以外は自由で制限がないため、デザインの幅広さが魅力です。

前から見える部分だけでなく、後ろから見てもデザイン性のあるピアスもあります。

ピアスは主に以下の4種類があり、特徴もつけた印象も変わっておしゃれの幅が広がります。

  • 真っすぐな軸を差し込んでキャッチで留める「スタッドピアス」
  • ピアスホールに引っ掛けて吊り下げる「フックピアス」
  • チェーンをピアスホールに通して垂らす「チェーンピアス」
  • リング状の輪っかを通す「フープピアス」

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フックピアスやチェーンピアスも、自然に外れることはほとんどなく、落としにくいです。

ピアスのデメリット

ピアスのデメリットとしてあげられるのは、ピアスホールの安定までに時間がかかりケアが必要ということです。

ピアスが安定するまでの期間は毎日洗浄して清潔を保ち、化膿などのトラブルがないか気をつかいます。

ピアスホールを開けるときには痛みを伴い、安定するまでケアを続けなければなりません。

金属アレルギーを発症する可能性があるため、ファーストピアスの素材を金属アレルギー対応の素材にしたり、違和感がないかケアに気をつけたり、リスクがあります。

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また、学校や職場でピアスが禁止されている場合などもあり、つけて行ける場所が制限されます。

つけ外しの頻度が高まりピアスホールへの負担やピアスの紛失につながるかもしれません。

イヤリングのメリット

イヤリングは耳たぶに挟んでつけるアクセサリーです。

ピアスのように穴を開ける必要がないため、年齢制限なく子どもから大人まで手軽に耳元のおしゃれを楽しめます。

最近は金具が目立たないクリップ式やフープ式などの種類が増えて、ピアスに近い感覚でつけられるイヤリングも増えてきました。

イヤリングをつけるためのケアは何もいらず、ピアスよりも気をつかわずに済むでしょう。

また、つけ外しが容易なため、アクセサリーをつけられない学校や仕事場だけ外し、行き帰りにつけ直すという使い方もできます。

休日だけおしゃれした服装に合わせてイヤリングを選ぶのは、特別感があります。

耳に穴を開けないぶん、金属が体内に取り込まれにくいため、金属アレルギーの心配は比較的少ないですが、不安な人は素材を選んだり、耳に当たる部分が樹脂製のものにしたりと、対策はしやすいです。

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イヤリングのデメリット

イヤリングはピアスと比べると構造が複雑で金具も多くなるため、価格が高くなる傾向があります。

耳たぶに挟む金具があって正面から見えてしまい、すっきりとはいきません。

挟むという機能を邪魔しないために、デザインに制限があり、ピアスよりも種類が少なめです。

また、長時間つけていると耳たぶが痛くなってしまうこともあります。

大きめなデザインのイヤリングは重さもあり、ついねじを締めすぎて痛くなりがちです。

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ねじとバネで調節する「ねじバネ式」、バネの金具をパチンと挟んで留める「クリップ式」、輪っかの端を広げて間に耳を挟む「フープ式」など、金具の種類で装着の仕方が変わります。

イヤリングは挟むだけで着用できるという簡単な装着方法な分、外れやすく紛失してしまうリスクがあります。

お気に入りのイヤリングが片方ずつしかない、という体験をした人は多いのではないでしょうか。

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どっちを選べばいいの?

ピアスとイヤリングは耳につけるアクセサリーですが、どちらを選ぶかは人それぞれです。

自分がどちらに向いているか悩んでいる人は、以下を参考にしてみてください。

ピアスに向いているのはどんな人?

ピアスはピアスホールを開けるため、受け入れられるかどうかで向いているかいないか分かれます。

  • 耳に穴を開けるのに抵抗がない人
  • 痛くてもいい覚悟がある人
  • 洗浄などのケアをきちんとできる人
  • 見た目のすっきりさ優先する人
  • デザインの選択肢が多い方がいい人
  • 価格を抑えておしゃれを楽しみたい人
  • 長時間つけられる環境の人
  • 学生の場合、校則や保護者の許可が得られる人
  • 社会人の場合、職場や職種に影響がない人

ピアスのデメリットでもある「穴を開ける」や「痛い」、「ケアをする」などよりもメリットの方が上回る人は、ピアスに向いています。

ピアスは洗練されたデザインも多く、気に入ったピアスを見つけて憧れて、どうしようか悩んでしまう場合もあるかもしれません。

向いている人の項目に当てはまるか考えてみて、大丈夫だと思えたら挑戦してみてはいかがでしょうか。

イヤリングに向いているのはどんな人?

イヤリングは年齢を問わず、誰でも耳元をおしゃれに飾れるアクセサリーです。

  • 耳に穴を開けたくない人
  • ピアスホールのケアを手間だと感じてしまう人
  • 気軽に耳元のおしゃれを楽しみたい人
  • 金属アレルギーが心配な人
  • 学校や職場などでピアスが禁止されていてつけられない人

耳に穴を開けたくないのは、怖いからだったり、親や家族の反対があったり、理由はさまざまでしょう。

無理にピアスにしようとしなくても、イヤリングも検討してみてください。

金具が目立たないように作られたものや、金具自体がデザインされているもの、ピアスのようにつけられるタイプなど、イヤリングの選択肢も広がってきています。

また、他にもイヤーカフやマグネットタイプのピアスなど、穴を開けないでつけられるアクセサリーがあり、こちらを選んでもいいかもしれません。

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まとめ

ピアスとイヤリングは、穴を開けるかどうかの他にも見た目や価格など、いろいろと違いがあります。

どちらがいいかは、好みや環境によって人それぞれでしょう。

ピアスにもイヤリングにも、メリットとデメリットが両方あります。

自分の求めているスタイルに合うかどうか、ゆっくり考えてみてください。

心が弾むようなお気に入りのアクセサリーをつけて、幸せな気分で毎日を送れるように、ピアスやイヤリングで耳元を彩りましょう。

AzurTokyoでは今後もアクセサリ情報を発信していきますのでお見逃しなく♪

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