2024/11/20 13:47

「久しぶりにピアスをしようかな」と思ったのに、ピアスが入らなかったらショックですよね。

そんなとき、焦って無理やり入れようとしてはいけません。

一旦落ち着いて、いくつかのやり方を試してみましょう。

この記事では、ピアスが入らない原因や、入れるためのちょっとしたコツを紹介します。

お気に入りのピアスが入らなくても、諦める前に参考にしてみてください。

ピアスが入らない原因は?

ピアスが入らない原因は、ピアスホールを開けている長さによって変わってきます。

ここでは長さ別に原因を解説していきます。

どちらに当てはまるかと、考えながら確認してみてください。

ファーストピアス卒業から完成するまでの人の原因

ファーストピアスから替えるときに、慣れていなくて入れる角度がわからないということがあるでしょう。

ゆっくり落ち着いて、鏡をしっかり見ながら真っすぐに入れるのを意識するだけでも入るようになるかもしれません。

どうしても自分で入れられないときは、人にやってもらうと楽にできることもあるため、誰かにお願いしてみてはいかがでしょうか。

また、ピアスホールが安定していなくて穴が見つけづらかったり、痛みや血が出てしまって入らなかったりが原因の場合は、安定するまで待ってから再チャレンジしてください。

ピアスホールを開けて長い人の原因

しばらくピアスを外していてピアスホールが狭くなっているため、入りづらくなっているという原因が考えられます。

ピアスホールは傷と同じなため、傷を塞ごうとする修復力が働き、穴が小さくなってしまってピアスが入らなくなりがちです。

穴が貫通しているならば少し細いピアスを通してみて、違和感を感じなくなったら広げる要領で太いピアスに変えてみましょう。

完全に塞がっていなくても、表面に薄い皮膚が張っていれば入らないと感じてしまうかもしれません。

表は穴が見えていても裏側には皮膚ができている場合もあり、確認が必要です。

裏表どちらかに皮膚が張っているときは、皮膚を突き破って血が出たり、痛みを伴ったりする危険があるため、自己流でピアスを入れようとするのは避けてください。

やってはいけない!危険なこと

ピアスが入らないと焦ってしまいますが、なんとかしようとやたらに手を出すのは危険です。

まずは落ち着いて、正しい手順を確認しましょう。

その前に、自己判断でやってはいけない危険な行為を解説します。

専用器具以外で広げようとする

基本ですが、ピアスホールには専用器具以外は入れてはいけないということを覚えておきましょう。

ファーストピアスを開けるときに、ピアッサーやニードルなど専用器具を使用するのと同じです。

とにかく穴を広げようと、安全ピンや針金、爪楊枝などを入れようとするのは危険なため、絶対にやめてください。

例え消毒をしたとしても衛生的に安全とは言えず、異物が耳の中に残って炎症や感染症を引き起こしたり、余計な傷をつけてしまったりと、トラブルの元になりかねません。

もしそれが原因で化膿してしまった場合、治るまでピアスを入れられずに結果的に穴が塞がれてしまう可能性もあります。

無理やりピアスを入れようとする

ピアスホールが狭くなっていたり、皮膚ができていたり、スムーズにピアスを入れられない状態なのに無理やり入れようとするのもいけません。

前述したように皮膚を突き破って流血や痛みを感じる、炎症になったり化膿してしまったりなど、トラブルの元になってしまいます。

ピアスを入れようとして出血したり、痛みを感じたり、少しでも危険だと思ったら手を止めて、違和感があったら皮膚科や形成外科を受診しましょう。

早めに処置してもらうことで悪化を防ぎ、ピアスホールが完全に塞がる前に傷を治せる可能性が高まります。

入らないピアスを入れるコツ6選

原因が『ピアスホールが狭くなっている』だった場合は、まだチャンスがあります。

事前の準備として手や使用するピアスは清潔に洗い消毒しておき、痛みや出血がないときに挑戦してください。

以下の6選で紹介する方法を試してみて、ピアスが入るようになるか確認してみましょう。

ただし、『ファーストピアスからチェンジするときに入らない』という場合は、ピアスホールが安定していないことが原因の可能性があるため、しばらくファーストピアスを続ける、細いピアスの前にもう一段階太いピアスでキープするなどの対策をして、まずは安定を目指してください。

マッサージする

ピアスホールの周りを柔らかくするため、優しくつまむように揉んでみましょう。

強くつまむ必要はなく、弱い力で10~20秒ほどほぐしてください。

このときに蒸しタオルを当てたり、指先に軟膏をつけたりすると、より柔らかくするための効果が期待できます。

お風呂に入った後も、体が温まって耳たぶも柔らかくなっているため、マッサージと合わせて試すのもおすすめです。

穴の中でくっつき始めていた場合、これだけでピアスが入りやすくなる可能性もあります。

自然な方向に真っすぐを意識する

鏡で見て自分が思っている真っすぐと、実際の方向が違うことがあります。

無理に方向を決めるのではなく、ピアスの頭の部分を軽く押して自然に進む方へ入れてみてください。

親指を裏側から耳たぶに当てて固定すると、ブレにくく真っすぐ入りやすくなります。

また、ピアスを回しながら進めると余計な力が入らずに、スムーズに入ることもあるため試してみましょう。

裏側から入れる

表からだと途中で止まってしまう気がする、という場合は、裏側からピアスを入れてみてください。

裏側(耳たぶの後ろ側)だけが狭くなっている可能性もあり、表からは無理でも裏側だと案外すんなり入ることもあります。

裏から表へ貫通したら、再度表からやってみるとするっと入るでしょう。

ただし、裏側の穴の位置が手で触ってもわからなかったら、無理に入れようとしないでください。

軟膏などを塗る

ピアスがスムーズに入らないと感じるときは、軟膏やワセリンを先端と耳たぶに少しだけ塗ってみましょう。

滑りが良くなる潤滑油としての効果と共に、痛みの軽減にも役立ちます。

ワセリンはどれでも特に問題ありませんが、軟膏は成分に注意して、傷口などに使用可能なものにしてください。

耳たぶを引っ張りながら入れる

耳たぶを軽く引っ張ると、ピアスホールが広がってピアスが入りやすくなります。

入り口にピアスの先端を当てて、下側や横などに軽く引っ張りながら、ゆっくりピアスを押してみましょう。

引っ張る角度が変わると穴の広がり方も変わるため、入る場所がわかるようになるかもしれません。

細いピアスを入れる

ピアスの軸(シャフト)には細さのサイズがあり、入れようとしていたものより細い軸のものに変えてみるのもおすすめです。

皮膚ができかけて狭まっている穴に通しやすく傷つきにくくするため、なるべく細い軸で先端が丸くなっているものが適しています。

グサグサ刺すのではなく、優しく真っすぐ通すようなイメージです。

耳たぶを引っ張る、マッサージをするなどの他の方法と併用して試してみましょう。

ピアスが入らない!を予防するために

ピアスが入らない原因の多くは、ピアスを外してしばらくそのままにしてしまったことです。

開けてすぐだったり、塞がりやすい体質だったり、早いと数時間~数日でピアスホールが狭くなってしまう可能性があります。

長い時間ピアスを外さない

塞がる心配のある場合は、長時間はピアスを外さないという対策をとることで、予防ができます。

学校や職場でピアスをつけられない、ピアスを外さなければいけない場に行くときなどは、シリコンやガラスでできた透明な目立たないピアスをつけるのもいいでしょう。

就寝時はどうする?と迷いもあるかもしれませんが、装飾があり引っかけそうなピアスは自分の体を傷つけたり、炎症などのトラブルにつながる可能性があるため、おすすめできません。

つけて寝るならば、透明ピアスなどのシンプルなピアスにして、耳を枕に押し付けないようにしましょう。

ピアスは寝る時につけたままで大丈夫?リスクや対処法などを紹介

寝ている間に外れてしまうかもしれないフックピアス、寝具や体に引っ掛ける可能性があるチェーンピアスやフープピアス、寝返りで耳が下になって圧力がかかり耳たぶの中に埋まってしまう可能性があるスタッドピアスは、就寝時ではなく日中のおしゃれに使うのがおすすめです。

ピアスにはどんな種類があるを紹介?名前や選ぶときのポイント

つけっぱなしにできるピアスを選ぶ

穴が塞がるかもしれない時期は、つけっぱなしにできるピアスを選ぶのもひとつの手です。

ファーストピアスやセカンドピアスは、元々ピアスホールが安定するまではつけたままが前提のピアスなので問題ありません。

他に、ボディピアスや軟骨ピアスは過剰な装飾がなく、必要以上に就寝時のリスクを気にしなくて良いデザインが多いため、候補に入れてみてはいかがでしょうか。

ただし、つけっぱなしにするのはメリットとデメリットがあるため、よく考えて決めてください。

つけっぱなしにするピアスのおすすめは?メリットデメリットなども紹介

ピアスホールが安定するまではきちんとファーストピアスを続け、安定してからも長い時間外しっぱなしにしないよう心がけることで、穴が塞がったり狭くなったりを予防できます。

塞がってしまった場合どうする?

表も裏も皮膚ができてしまい、どうやってもピアスが入らないとなったら、ピアスホールは塞がってしまったと思った方が良いでしょう。

この場合、どういった選択肢があるのか紹介します。

もう一度ピアスを開ける

『気に入ったピアスをどうしてもつけたいからもう一度ピアスを開けたい』という人は、開け直しも可能です。

塞がってしまった穴にしこりができている場合があり、中に塊ができていたり、周辺の皮膚が硬くなっていたり、ピアスが開けにくい状態になっていることがあります。

ピアスホールが安定しづらく、トラブルにつながる可能性が高いため、全く同じ位置ではなく少しでもいいからずらしましょう。

イヤリングにチェンジする

塞がってしまったものは仕方ないと切り替えて、イヤリングやイヤーカフなどを使おうと気持ちを変えるのもいいでしょう。

最近のイヤリングやイヤーカフは種類も豊富で、ピアスに引けを取らない可愛さで選ぶ楽しみとしても十分満足できます。

また、「イヤリングコンバーター」という、ピアスをイヤリングとして使えるアイテムもあり、ピアスがつけられなくなったと諦める前に試してみるのはいかがでしょうか。

イヤリングコンバーターがださいといわれるのはなぜ?対処法を紹介!

まとめ

ピアスが入らないとき、入れるためのコツをいくつか紹介してきました。

これらの方法でピアスホールが復活できたら、最高に嬉しいですね。

完全に塞がっていないならば対処できる可能性が高いですが、まずは予防が大事だと覚えておきましょう。

それでも塞がってしまった場合は、開け直しやイヤリングコンバーターを検討してみてください。

大切なピアスを身につけておしゃれをするのを諦めず、よりピアス選びを楽しみましょう。

AzurTokyoでは今後もアクセサリ情報を発信していきますのでお見逃しなく♪

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